外務省支援のもと、創立40周年・日泰友好親善文化交流イベント「第40回全日本きもの着付選手権大会」を、よみうり文化ホールで盛大に開催し大成功させました。日本伝統文化である、きもの着付の伝承の為美意識の表現と技術の向上を実践するために、毎年全国都道府県を１２ブロックに分け、地区予選を勝ち抜いた生徒による代表選手が美と技の日本一を目指し熱戦することから「女の甲子園」と銘打って実施しています。予選8分、決戦6分の制限時間でいかに速く美しく着付けるかを、所作も重要ポイントに厳しく審査され、気迫が漂っていました。

タイ王国大阪総領事館賞、中華人民共和国駐大阪総領事館賞、日泰友好協会賞、アーバイン市長賞、大阪府知事賞、大阪市長賞、吹田市長賞、（公財）関西・大阪２１世紀協会賞、日泰貿易協会賞と、豪華特別賞に挑戦する選手の美しさと技に観客は魅了されました。

なお当日は、学園が長年友好親善を続けているタイ王国より日泰文化友好協会理事や、文化交流使節団を迎え、タイ古典舞踊が披露され、また日泰友好コーナーでは在日のタイ国女子留学生２０名を招待し、ゆかたモデルで披露、全員にそのゆかたをプレゼントするなど日泰友好親善を深め、会場を和ませました。その模様はNHKテレビで放送され、大きな反響がりました。きもの界が衰退の傾向にある昨今、団結力のある組織が明るい話題と希望を与えています。